2023年12月9日
令和5年度埼玉県林業技術者育成研修 day35
12月9日(土)の研修
〇伐木研修
・立木伐倒(伐木、造材、集材)
本日、令和5年度埼玉県林業技術者育成研修では、
研修生たちが立木伐倒の実践に挑戦しました。
杉2本と松1本、合計3本の木を伐倒し、
林業における基本技術を身に付ける貴重な経験を積みました。
伐倒する前に、受け口と追い口の位置をチョークでマーキングします。
これは、伐倒の方向や安全を確保するために重要な作業です。
受け口の形を整える作業をフェイスカットといいます。
フェイスカットをすることで、受け口の位置がわかりやすくなり、
伐倒がしやすくなります。
受け口の形や角度を修正して、伐倒がより確実になるようにします。
受け口の形が悪いと、木が倒れる方向がずれたり、
木が倒れずに崩れたりする可能性があります。
受け口の修正が完了したら、いよいよ伐倒です。
研修生たちは、慎重かつ確実に作業を進め、無事に木を倒すことができました。
木を倒したら、玉切りを行います。
玉切りとは、倒れた木の枝や幹の切り口を整える作業です。
玉切りをすることで、木材としての価値を高めることができます。
玉切りが完了したら、枝払いを行います。
枝払いとは、倒れた木の枝をすべて切る作業です。
枝払いをすることで、作業の安全性を確保し、
木材の運搬を容易にすることができます。
一人が伐倒している間、他の研修生は伐倒の練習をしていました。
伐倒は危険な作業なので、練習を積み重ねて、
安全かつ確実に作業できるようになることが大切です。
午後の実習に出発する前に、集合写真を撮りました。
研修生たちは、これまでの研修で培ったスキルを活かして、
より一層のスキルアップを目指して取り組んでいます。
本日の研修では、3本の立木を無事に倒すことができ、
研修生たちのスキルアップが図られました。
今後も安全第一で、さらなるスキルアップを目指して取り組んでいきます。
また、本日の研修では、一人が伐倒している間、
他の研修生は伐倒の練習を行っていました。
伐倒は危険な作業なので、練習を積み重ねて、
安全かつ確実に作業できるようになることが大切です。
研修生たちは、これまでの研修で培ったスキルを活かして、
より一層のスキルアップを目指して取り組んでいます。
彼らの活躍が、日本の林業の発展に貢献することを期待しています。
以下に、本日の研修で研修生たちが学んだことや、今後の課題をまとめます。
※学んだこと
立木伐倒の基本的な手順
受け口と追い口の位置や角度の重要性
安全を確保するための注意点
※課題
受け口や追い口の形や角度をより正確にできるようになる
伐倒のタイミングをより正確に判断できるようになる
木材としての価値を高めるための玉切りや枝払いの技術を向上させる
研修生たちは、今後もこれらの課題に取り組んで、
一人前の林業技術者を目指して努力していきます。
12月10日(日)の研修
〇伐木研修
・立木伐倒(伐木、造材、集材)