2024年6月22日
みなさま、こんにちは。
6月20日と21日に、フォレストカレッジでチェーンソー特別教育6月コースが開催されました。
1日目の学科は、何もしなくても汗が出るほど暑い中での講義でしたが、
2日目は梅雨入りの影響で雨の中の実技となりました。
しかし、雨をうまく避けながら実技を行い、全員がしっかりと技術を習得しました。
今回は男子11名が参加し、茨城県から3名、群馬県から1名と、全国からの受講生が集まりました。
6月20日(木)day1 学科
今回も県外から4名が参加し、全国から受講生が集まっています。
伐木造材作業の勉強。伐木造材とは木を切り倒して加工する作業のことです。
大事な作業ですので、しっかりと理論を学びます。
部品の名前を覚え、使い方を勉強することで安全に操作する基礎を築きます。
これはチェーンソーの刃を安全に取り付けるための非常に重要なステップです。
実物を使いながら学科と実技でしっかりと教えています。
6月21日(金)day2 実技
受講生はガイドバーに対して直角に研ぐ練習を行い、正確な刃の研ぎ方を身につけます。
また、やすりホルダーを使って刃の丸みを整える方法も学びます。
この2つのツールを使うことで、誰が研いでも同じ切れ味を出すことができます。
愛犬カナも心配そうに見守っています。雨でも安全に配慮しながら実習を進めます。
正しいエンジンのかけ方をマスターすることで、始動時の事故を防ぎます。
コールドスタート時の初爆(エンジンが最初に爆発する音)を聞き逃さないように注意を払う練習をします。
玉切り実習の前に、キックバック時に左手を離して大けがをしないように、
ブレーキ掛け・解除の練習を行います。
キックバックとはチェーンソーが急に後ろに跳ね上がる現象のことです。
アクセルを緩急に使い分ける技術を学びます。
玉切りとは木材を短く切る作業です。
講師が手を添えてガイドしながら、安全かつ効率的な切断方法を教えます。
片持ち材とは片方だけ支えられている材木、橋状の木とは両端が支えられている材木のことです。
エンジンオイルとガソリンを正しい順序で混ぜ合わせることで、エンジンの性能を最適に保ちます。
フォレストカレッジ考案の枝払い機は、
雨の日でも効果的に使用でき、その価値を発揮します。
枝払いとは枝を切り落とす作業です。
枝払いの基本メソッド「ワンツースリー」を覚え、安全に枝を払う技術を習得します。
ワンツースリーとは、枝払いの際に使う動作のリズムを指します。
伐倒実習。受け口の作り方、追い口の切り方を講師が見本を見せながら細かく説明します。
受け口と追い口とは、木を倒すために切り込みを入れる部分のことです。
ガイドバーが完全に水平になっているかを確認しつつ、正確に切り始めることを学びます。
集合写真。雨の中の実技でしたが、全員が満足のビッグスマイルで締めくくりました。
チェーンソーを手にし、全員が安全に対する理解を深めることができました。
今回のチェーンソー特別教育6月コースでは、
茨城県や群馬県など全国からの受講生が集まり、熱心に学びました。
次回のチェーンソー特別教育6月コースは7月25日と26日に開催予定です。
初心者の方でも安心して学べる内容となっていますので、お早めにお申し込みください。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。