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ログハウス講座 vol.13: 目立ての重要性と方法

2025年1月25日

目立ての重要性と方法

 

このログハウス講座のブログは、

ログハウスの知識からログワークまでを

ひとつのテキストとして毎週末に投稿しています。

 

本日は「目立て」について解説します。

チェーンソーの目立ては、作業効率を上げるだけでなく、

安全性や燃費の向上にもつながる重要な作業です。

ぜひご一読ください。

 

 

 

 

目立ての必要性

チェーンソーを使用する際には、

自身の健康を守るための防振対策が欠かせません。

 

現在のチェーンソーにはさまざまな防振機能が備わっていますが、

適切な目立てがされていないチェーンでもエンジンの回転で

木を切断できてしまうため、振動が大きくなり、

作業者への負担が増えます。

 

正しい目立ては以下の効果をもたらします。

・防振効果により作業者の疲労軽減

・振動障害の予防

・安全性の向上

 

 

目立ての効果

適切な目立てを行うことで、以下の効果が期待できます:

 

防振対策:

振動を最小限に抑え、作業の安全性と快適性を向上させます。

 

キックバックの軽減:

切れ味の悪いチェーンはキックバックを引き起こすリスクが高まります。

適切な目立てでこれを防ぐことが可能です。

 

切り曲がり防止:

伐倒方向のずれを防ぎ、正確な切断作業を実現します。

 

燃費の向上:

スムーズに切断できることで、エンジンへの負担が軽減され、

燃料消費を抑えられます。

 

作業効率の向上:

正しい目立てを行うことで、木材の切断がスムーズになり、

作業時間を短縮できます。

 

 

目立ての手順

工具の準備:

目立て専用の工具(丸やすり、ファイルフォルダー、デプスゲージなど)を

用意します。

適切な工具を選ぶことが、正しい目立てを行う第一歩です。

 

チェーンの確認:

チェーンが正しく張られていることを確認してください。

緩みがある場合は調整を行います。

 

ヤスリがけ:

ファイルフォルダーを使い、カッター部分に対して一定の角度を

保ちながらヤスリをかけます。

ヤスリがけは片方向に行い、均一な力でスムーズに動かします。

 

デプスゲージの調整:

カッターの高さとデプスゲージのバランスを保つことで、

適切な切削性能を確保します。

 

デプスゲージが高すぎると切れ味が悪くなり、

低すぎるとキックバックが発生しやすくなります。

 

チェーンの洗浄と潤滑:

目立て後はチェーンを清掃し、潤滑油を塗布して保管してください。

 

 

目立てのチェックポイント

・カッターの形状が均一であること

・ヤスリがけが適切な角度で行われていること

・デプスゲージが正しい高さに調整されていること

・チェーンが清潔で潤滑が行き届いていること

 

これらのポイントを確認し、定期的に目立てを行うことで、

チェーンソーの性能を最大限に引き出すことができます。

 

 

目立てはチェーンソー作業において欠かせない工程であり、

安全性と効率性を両立するための鍵です。

 

定期的に目立てを行い、

チェーンソーの性能を最大限に活かしましょう。

 

当社では目立て用工具やチェーンオイルなど、

チェーンソー作業に必要な製品を取り揃えています。

ぜひお気軽にご相談ください。

 

次回のログハウス講座もお楽しみに!

 

 

https://youtu.be/IAcN2RzH30A?si=bfPNR7-0EfzQuwq9

 

 

 

 

 

 

※令和6年度埼玉県林業技術者育成研修40日間をダイジェストでまとめました。

 ぜひご覧ください。


https://youtu.be/Lg37ja7FnBk

カテゴリ:ログハウス講座
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