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2025年1月28日
日本の木工芸を世界に広めた先駆者 – 黒田辰秋の歩みと遺産
本日の林業の魅力シリーズ第161弾は、
日本が誇る木工芸の第一人者、
黒田辰秋(くろだ たつあき)氏にスポットライトを当てます。
彼は日本の木工芸の伝統を守りつつ、
現代の感性を取り入れることで、
木を素材とした芸術の新たな可能性を切り開きました。
昭和45年に木工芸分野で初の「人間国宝」に認定された彼の功績は、
今も多くの人々に受け継がれています。
1. 黒田辰秋の生涯
黒田辰秋氏は、1904年、京都に生まれました。
幼い頃から木工や漆芸に親しみ、職人としてのキャリアを積む中で、
伝統技術の奥深さに魅了されます。
彼の作品には、日本の自然や季節感が息づいており、
見る人に深い感動を与えました。
2. 作品の特徴
黒田氏の作品の特徴は、伝統技術と現代デザインの融合です。
彼は古来の漆技術を用いながらも、
現代の生活に合うシンプルかつ機能的な
デザインを取り入れました。
代表作:漆塗りの茶器や、木材を活かした家具作品
素材:ケヤキやヒノキなど日本産の木材にこだわり、
木目や質感を最大限に生かしたデザインが特徴です。
3. 日本の木工芸の未来を支える遺産
彼の活動は、国内外で大きな影響を与え、
日本の木工芸が世界的に評価されるきっかけとなりました。
また、彼が掲げた「木を活かす」という理念は、
現代の木工職人やデザイナーたちにも受け継がれています。
黒田辰秋の教え:
・自然素材を尊重すること
・技術だけでなく、心を込めること
・伝統を守りつつ、新しい発想を加えること
4. 私たちへのメッセージ
黒田辰秋氏が残した作品と精神は、私たちに
「木の声に耳を傾けること」の大切さを教えてくれます。
林業の未来を考える上でも、木材の持つ可能性を再評価し、
持続可能な形で活用することが重要です。
林業の魅力シリーズ第161弾では、
黒田辰秋氏の人生と功績を振り返りました。
彼の作品に触れることで、木の美しさや
日本の伝統文化の深さを改めて感じることができます。
この機会に、ぜひ彼の作品や理念に触れてみてください!
※令和6年度埼玉県林業技術者育成研修40日間のダイジェスト!
ぜひご覧ください。
※職業人講和アーカイブ