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ログハウス講座 vol.21: 平面カット(スラブカット)の技術

2025年2月16日

平面カット(スラブカット)の技術

 

 

ログワークでは、ログ材を正確に加工することが求められます。

その中でも平面カット(スラブカット)は、

ログの土台を作るシルログやハーフログを加工する際に

欠かせない技術です。

 

チェーンソーを用いたこの切断作業には、

正しい姿勢とカットラインの精度が重要です。

 

今回は、平面カットの具体的な手順とコツについて解説していきます。

 

 

 

 

平面カット(スラブカット)の手順

1.ログ材のセット

木口のカットラインが水平になるようにログを固定します。

安定した作業環境を確保し、カット中にログが動かないように注意しましょう。

 

2.チェーンソーの角度設定

チェーンソーを横に寝かせ、バーを水平にします。

木口に対して45度の角度で切り込む。

チェーンソーがぐらつかないように、フレーム後部を腰に当て、

スロットルを全開にする。

 

3.カットラインを刻む

バーのスパイクをログの側面に打ち込み、

カットラインを目で追いながら慎重にカットを進めます。

 

カットラインを見失わないように、手元側と反対側のラインを

同時に注意深く確認する。

 

4.ジグザグにカットする

バーをジグザグに動かしながら平面をカットします。

これは、カットラインのズレを防ぎ、正確な平面を作るためのポイントです。

 

5.ライン外れの調整

もしカットラインがずれてしまった場合は、焦らず角度を調整して修正します。

再度スパイクを当て直し、慎重に切り進めていきます。

 

 

 

 

平面カットのポイント

✅ 正確なカットラインを引く

カットの精度を高めるために、墨つけ(ライン引き)を

慎重に行うことが重要です。

これにより、切断中の視認性が向上し、正確な加工が可能になります。

 

✅ チェーンソーの安定性を保つ

フレーム後部を腰に当て、バーがブレないように固定しながらカットを進めます。

 

✅ 視線を動かしながら切る

一方のカットラインだけに集中すると、全体の精度が落ちるため、

両方のラインを確認しながら進めることが重要です。

 

 

平面カット(スラブカット)は、ログワークの基本であり、

ログ材の精密な加工には欠かせない技術です。

 

この作業を正確に行うことで、シルログやハーフログが安定し、

ログハウス全体の強度が向上します。

 

実際のログハウス講座では、図解入りのテキストを使用し、

よりわかりやすく解説しています。

 

ログワークをスムーズに進めるために、

ぜひ基本をしっかりマスターしましょう!

 

次回のログハウス講座もお楽しみに!

 

 

https://youtu.be/IAcN2RzH30A?si=bfPNR7-0EfzQuwq9

 

 

 

 

 

 

※令和6年度埼玉県林業技術者育成研修40日間をダイジェストでまとめました。

 ぜひご覧ください。


https://youtu.be/Lg37ja7FnBk

カテゴリ:ログハウス講座
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