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埼玉県林業技術者研修

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森林3次元計測システム「OWL(アウル)」で未来の森を計測する

2024年8月24日

令和6年度埼玉県林業技術者育成研修 day11

 

8月24日(土)の研修
〇測量実習
森林3次元計測システムOWL(アウル) 

 

本日は令和6年度林業技術者育成研修11日目となります。

今日は、最新技術である「森林3次元計測システムOWL(アウル)」を

使用した測量実習とその解析を行いました。

 

アウルは、最新の3Dスキャニング技術を活用し、

森の状態を高精度にデジタル化することが可能なシステムです。

 

これにより、樹木の位置、形状、サイズなどを詳細に測定でき、

森林管理や保全活動に役立てることができます。

本日はその実習の様子をお伝えします。

 

 

午前: 森林3次元計測システムOWL(アウル)の測量実習

 


今日の測量実習に向けて、研修生たちは準備万端。

これからアウルを使った計測に挑戦です。

 

 


測量開始。

アウルを使っての測定は、最低でもスタートから45秒間じっとしていなければなりません。

この45秒が意外と長く感じられ、皆緊張感を持って取り組みました。

 

 


測定器は斜面に対して直角に構えなければならないため、角度の調整にも細心の注意を払います。

 

 


アウルに映り込まないよう、研修生たちは木の陰などに隠れてスキャンが終わるのを待っています。

計測中は静かに、そして慎重に。

 

 


測量現場での集合写真。

無事にアウルによる測量が終わり、皆一安心。

午後の解析作業が楽しみです。

 

 

午後: 森林3次元計測システムOWL(アウル)の測量結果の解析

 


解析が始まり、スクリーンに表示される結果を真剣な表情で見つめる研修生たち。

どんな結果が出るのか、ドキドキです。

 

 


スキャンした範囲が点群として表される様子。

まるで森全体がデジタルで再現されたかのような画面に、感動と驚きが広がります。

 

 


昨年から360度カメラとの連携が可能になり、画像がさらにわかりやすくなりました。

視覚的にも情報が捉えやすい点が特徴です。

 

 


これが通常のスキャン画面です。

黒い丸は測定者が立っていた場所を示しています。

データが非常に詳細で、まさに「森のデジタルツイン」といったところです。

 

 


作業道支援システムを活用すると、任意の場所を指定して作業道にかかる立木の伐倒や、

切土、盛土に関わる情報が表示されます。

この機能は、実際の現場作業において大いに役立つツールです。

 

 

今日は最新技術を駆使した「OWL(アウル)」による森林3次元計測を体験しました。

研修生たちは、最先端技術に触れながら、森のデジタル化がどれほど精密で、

かつ未来の林業にとって重要なものであるかを学ぶことができました。

 

明日は、さらに進んだ技術研修が待っています。

これからも研修生たちの成長をどうぞお楽しみに。

 

8月25日(日)の研修
〇ハーベスタシミュレーター体験

 

 

※職業人講和アーカイブ

 

※杉の特性を存分生かしたタイニーログハウス

 

※オンライン説明会(YouTubeライブ)アーカイブ

 

※現地説明会(YouTubeライブ)アーカイブ

 

※動画で昨年の埼玉県林業技術者育成研修の様子をチェック!


https://youtu.be/IUJ07_DTw3A

 

※動画でレクリエーションゲームをチェック!

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