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2025年2月6日
森の守り神たち – 世界に伝わる「木霊」と「森の精霊」の物語
本日の林業の魅力シリーズ第168弾はフリーテーマとして、
森や木にまつわる伝説やおとぎ話を取り上げます。
日本には「木霊(こだま)」と呼ばれる木の精霊の
伝説があります。
一方で、海外にも森の精霊や守り神が数多く
語り継がれてきました。
今回は、世界の木と森に宿る不思議な存在たちを巡る
物語を紹介します。
1. 日本の木霊(こだま)
日本の山や森には、
木々に宿る精霊「木霊」がいると信じられています。
木霊は森の奥深くに住み、人間が森を荒らすと姿を現して
警告を与えるとされています。
また、山中で声が反響する現象も木霊の仕業だと言われます。
古来から、木を伐採する際にはその木霊に敬意を払い、
儀式を行う地域もありました。
木霊は森の守り神として、
日本の自然信仰の一部を成してきたのです。
2. 北欧の森の精霊 – フォルダ
北欧神話には「フォルダ」と呼ばれる森の精霊がいます。
フォルダは美しい女性の姿をしており、
森を訪れる人々を見守りながら、時には道に迷わせたり、
逆に安全に導いたりするとされています。
北欧の人々は、森を歩く際に「フォルダ」に祈りを捧げることで、
森からの恩恵を得ると信じていました。
3. スラヴ神話のレスノイ(Lesnoy)
スラヴ神話では「レスノイ」という森の精霊が登場します。
レスノイは森全体を支配する存在であり、
木々や動物たちの守護者です。
彼に気に入られた人は、
森の中で豊かな資源を見つけられるとされますが、
逆に無礼を働いた者には罰が下るとも伝えられています。
4. 現代の森の信仰 – 森林浴と心の癒し
これら伝説は単なる昔話にとどまりません。
現代でも森林の持つ癒しの力が科学的に証明されつつあり、
森林浴や森でのセラピーが注目を集めています。
木々に囲まれた環境で心身を整えることは、
伝説の「精霊」との対話にも似た体験かもしれません。
林業の魅力シリーズ第168弾では、
世界の森にまつわる伝説を紹介しました。
自然の中で紡がれる物語は、
私たちに森や木への敬意と共生の大切さを教えてくれます。
未来へと続く森を守るため、
こうした伝統や信仰を再認識することが求められています。
※令和6年度埼玉県林業技術者育成研修40日間のダイジェスト!
ぜひご覧ください。
※職業人講和アーカイブ