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2025年2月21日
『ジャングル・ブック』に学ぶ森の教え –
キップリングが描いた自然と人間の共生
本日の林業の魅力シリーズ第178弾では、
ラドヤード・キップリング(Rudyard Kipling)の
名作『ジャングル・ブック(The Jungle Book)』を深掘りします。
この作品は、インドのジャングルを舞台に、
少年モーグリが動物たちと共に成長する物語です。
しかし、この物語の本質は、単なる冒険譚ではなく、
森の生態系、人間と自然の関係、そしてルール(森の掟)を
テーマにした作品でもあります。
この物語から、森林と人間がどのように共生できるのか、
現代の林業や自然保護の観点から考察していきます。
1. 『ジャングル・ブック』とは?
基本情報
・著者:ラドヤード・キップリング(Rudyard Kipling)
・発表:1894年
・舞台:インドの密林(ジャングル)
・テーマ:自然と人間の共生、成長、掟(ルール)の重要性
この作品は、インドの森で育った少年モーグリと、
彼を導く動物たちの物語として広く知られています。
モーグリは、ジャングルの掟を学びながら、
自然の厳しさと共生の大切さを学んでいきます。
2. ジャングルの掟 – 森のルールとは?
『ジャングル・ブック』には「ジャングルの掟(The Law of the Jungle)」
という概念が登場します。
これは、単なるルールではなく、森の生態系とバランスを維持するための
重要な法則として描かれています。
”ジャングルの掟の教え”
自然の中ではすべての生物が役割を持つ –
それぞれの生き物が、森のバランスを守っている。
・無駄な殺生はしない – 狩りは必要な分だけ行い、食べ物を無駄にしない。
・群れを大切にする – 独りでは生きられない、仲間と協力することが重要。
林業との共通点
・持続可能な森林管理 → 森林資源を守りながら、計画的に活用する。
・適切な伐採と保全のバランス → 無計画な伐採は森の生態系を崩す。
・地域の協力による森林管理 → コミュニティで森を守る取り組みが重要。
『ジャングル・ブック』は、単なる冒険物語ではなく、
「人間は自然のルールを学び、共存するべき存在である」という
メッセージを伝えているのです。
3. インドの森林と現代の課題
キップリングが描いたジャングルは、実際にインドの森林をモデルにしています。
しかし、現代ではその森も開発や違法伐採により減少しています。
インドの森林が抱える問題
・森林伐採の進行 → 開発や農地拡大により、森林面積が減少。
・野生動物と人間の衝突 → 伐採により動物の生息地が減り、
人間の生活圏との衝突が増加。
・持続可能な林業の必要性 → ジャングルの掟のように、
自然と調和する伐採が求められている。
解決策
・森林管理と保全 → 伐採と植林のバランスを取る。
・地域と協力した林業の推進 → 住民が森と共存し、森林を守る仕組みを作る。
『ジャングル・ブック』が伝える教訓は、
現代の森林保護にも通じる大切なメッセージなのです。
4. 映画版『ジャングル・ブック』と環境問題
『ジャングル・ブック』の映画化作品
・1967年版(ディズニーアニメ)
・2016年版(ディズニー実写映画)
→ CGと実写を融合し、インドのジャングルのリアルな姿を描く
環境メッセージの強化
・2016年の映画版では、環境破壊や人間の欲望が生態系に与える影響が
より強調されている。
・森は単なる資源ではなく、生き物と人間が共存すべき場所で
あることが伝えられる。
『ジャングル・ブック』は、単なる冒険物語ではなく、
森林と人間の関係を問い直す作品 です。
「ジャングルの掟」 に込められた自然のルールは、
現代の森林管理や環境問題にも通じる考え方 を教えてくれます。
「学べること 」森のルールを知り、持続可能な林業を考える
無駄な伐採を減らし、森林保全の重要性を理解する
人間は森と共に生きる存在であり、そのバランスを守る責任がある
ジャングルの物語が示すように、森を守ることは、
私たちの未来を守ることにもつながるのです。
※令和6年度埼玉県林業技術者育成研修40日間のダイジェスト!
ぜひご覧ください。
※職業人講和アーカイブ