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ログハウス講座 vol.35:ロックノッチでビームを組む

2025年4月5日

ロックノッチでビームを組む

 

 

ログウォールが一定の高さに達すると、

ロフトの床を支えるビームの設置作業が始まります。

このビームの受けを確実に支えるのが「ロックノッチ」です。

 

ロックノッチは、ビームがログの中でしっかりと固定され、

ログウォールの剛性を高めるための重要な加工技術です。

 

ビームはあらかじめ決められた高さのログにセットされ、

他のログと連携して全体の安定性を確保します。

 

 

 

 

ビームのセットポイント

 

ビームスパン(間隔):ロフト床の荷重を受けるビームのスパンは、

約2m前後が標準です。根太材が細い場合や弱い材質の場合は、

スパンを詰めることで強度を保ちます。

 

ビームの設置方向:ビームは建物の短辺方向に並行に設置するのが基本です。

これにより、最も長いログを支えるプレートログと干渉しにくくなります。

 

 

ロックノッチ加工のポイント

 

ノッチの加工で最も大切なのは、

ビームががっちりと噛み合って動かないこと。

 

このとき、通常のノッチではビームが抜ける恐れがあるため、

外見上はわからない「内側から押さえる構造」にします。

 

これが「ロックノッチ」です。

 

ビームをノッチの内側で“ロック”することにより、

構造的な揺れや抜けを防ぎ、ロフトの強度と耐震性を

高めることが可能になります。

 

※具体的なロックノッチの図解と作り方は、

ログハウススクールで配布する実技資料にて詳しく学びます。

 

 

ロックノッチは見えない部分でログハウス全体の

安定性を支える影の主役です。

 

ログビルディングの中でも要となる技術の一つであり、

実際の施工現場でも頻繁に用いられる工法です。

 

 

 

https://youtu.be/IAcN2RzH30A?si=bfPNR7-0EfzQuwq9

 

 

 

 

 

 

※令和6年度埼玉県林業技術者育成研修40日間をダイジェストでまとめました。

 ぜひご覧ください。


https://youtu.be/Lg37ja7FnBk

カテゴリ:ログハウス講座
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