2025年4月6日
ログハウス講座 vol.36:
ログハウスのビーム固定|ロックノッチとフラットカットの基本
ロフトを支えるビームを、
ログウォール内にしっかりと組み込むためには、
正確な位置決めと段階的な加工が重要です。
本日は、その「ビームの収め方」の基本手順を解説します。
ログハウスの剛性と美観を両立させるために、
ビームの設置は丁寧に、かつ合理的に進めましょう。
ビーム収め方:3つの基本手順
① 最初にビームを仮セットする
まず、ビームを予定の位置に仮置きします。
この段階でビームの高さ、通り、スパンなどを確認します。
ビームの芯がログウォールの中心に対してしっかり通っていることを
チェックしましょう。
ポイント:この時点でシリンダーレベルを使って
ビーム全体の水平も確認します。
② ロックノッチを加工する
次に、ビームをログウォールに固定するロックノッチを加工します。
このノッチ加工により、ビームが抜けたりズレたりすることを防ぎ、
強度と安定性を確保します。
この作業は、前回紹介したロックノッチ技術を応用し、
見えないところでしっかりとビームを「噛ませる」のが特徴です。
③ ビームの上面をフラットカット
ロックノッチが完成し、ビームが完全に固定された後、
ビーム上面をフラットにカットします。
このカットは、後にロフトの床材を張る際の「基準面」となるため、
精密な水平取りが重要です。
チェーンソーによる平面カットで丁寧に仕上げましょう。
実際のログハウススクールでは
当社のログハウススクールでは、
上記の各手順に対応した図面付きの加工手順書を配布しています。
図解を見ながら実技を行うことで、確実に身につけることができます。
ビームの収め方は単なる設置作業ではなく、
ログハウス全体の構造安定性と床施工の精度を
左右する大事な工程です。
正確なセット → ロックノッチ → フラットカットの
3ステップを確実に実践しましょう。
※令和6年度埼玉県林業技術者育成研修40日間をダイジェストでまとめました。
ぜひご覧ください。