※杉の特性を存分生かしたタイニーログハウス
※オンライン説明会(YouTubeライブ)アーカイブ
※現地説明会(YouTubeライブ)アーカイブ
※動画で昨年の埼玉県林業技術者育成研修の様子をチェック!
※動画でレクリエーションゲームをチェック!
2025年1月7日
木で未来をつくる – マイケル・グリーンの木造超高層ビルへの挑戦
林業と建築の未来が交差する瞬間、
それを形にしているのがカナダの建築家マイケル・グリーンです。
彼は「木材を使って高層ビルを建てるべきだ」と語り、
木造建築の可能性を世界に示しています。
今回のブログでは、
彼のTEDトーク「なぜ木材を使って高層ビルを建てるべきなのか」
を取り上げ、彼の挑戦とビジョンを深掘りします。
1. マイケル・グリーンとは?
マイケル・グリーンは、「木造高層ビルの第一人者」として
世界的に知られています。
彼はカナダを拠点に活動し、持続可能な建築を目指して
森林資源の有効活用を推進しています。
彼の設計する建築物は、
木の温もりと都市の未来を融合させたものばかりです。
2. なぜ木造高層ビルなのか?
グリーンはTEDトークで次のように語っています。
「鉄やコンクリートは二酸化炭素を大量に排出しますが、
木材は炭素を蓄える優れた素材です。地球環境を守るためには、
もっと木を使った建築が必要です。」
木造高層ビルは単なる建築技術ではなく、
環境問題への解決策として注目されています。
木材は再生可能な資源であり、林業の発展にも直結します。
3. 代表作と実績
グリーンが設計した代表的な建築物として、以下のプロジェクトが挙げられます。
T3(米国・ミネアポリス):7階建ての木造オフィスビル。
木材の可能性を示したプロジェクト。
ウッドインnovation and Design Centre(カナダ):木造の教育・研究施設。
環境配慮とデザインが融合した象徴的な建物です。
4. 日本の林業への示唆
グリーンのビジョンは、日本の林業にも大きな示唆を与えます。
日本は森林資源が豊富であり、伝統的な木造建築技術も発達しています。
CLT(直交集成材)などの技術を活かし、
高層木造建築の可能性を広げることができます。
林業と建築の融合は、
日本の林業が抱える課題を解決する鍵となるかもしれません。
林業の魅力シリーズ第147弾では、
マイケル・グリーンの挑戦を通して木造高層ビルの可能性を探りました。
木造建築は、森林資源を活かしながら環境負荷を低減する未来の選択肢です。
彼のビジョンを参考に、日本でも林業と都市開発の新しい関係を築いていきましょう。
※マイケル・グリーン「なぜ木材を使って高層ビルを建てるべきなのか」
※令和6年度埼玉県林業技術者育成研修40日間のダイジェスト!
ぜひご覧ください。
※職業人講和アーカイブ