※杉の特性を存分生かしたタイニーログハウス
※オンライン説明会(YouTubeライブ)アーカイブ
※現地説明会(YouTubeライブ)アーカイブ
※動画で昨年の埼玉県林業技術者育成研修の様子をチェック!
※動画でレクリエーションゲームをチェック!
2025年3月19日
伝統的伐採技術「三つ紐伐り」
林業の魅力シリーズ第194弾では、
日本の伝統的な伐採技術のひとつである「三つ紐伐り」を
深掘りします。
この技法は材への損傷を最小限に抑え、
狙い通りの方向に安全かつ確実に木を倒すことが可能で、
特に神聖な用途に用いられる木材の伐採に採用されています。
三つ紐伐りとは?
三つ紐伐りは、立木のつる(伐採時に木を支える木繊維の部分)を
意図的に残して調整することで、倒れる速度を制御し、
材の破損を防ぐ伝統的な伐採方法です。
この技術は、伐採する木の方向を精密に調整し、
ゆっくりと倒れるよう工夫されています。
技術の詳細
・つるの調整:通常の伐採では、つるを一方向に作るのに対し、
三つ紐伐りでは三方向につるを残します。
これにより、木の倒れる速度を遅くし、倒れる方向を安定させます。
・安全性の向上:木がゆっくりと倒れるため、
周囲の人や物への安全性が大幅に向上します。
・材質保持の効果:衝撃が少ないため、木材の割れや損傷が
最小限に抑えられます。
伊勢神宮の式年遷宮での使用
この技術は特に伊勢神宮の式年遷宮において、
御神木の伐採に今も伝統的に使用されています。
三つ紐伐りは神聖な儀式の一部として、
木への敬意とその神聖性を保つために選ばれています。
現代林業への示唆
三つ紐伐りは伝統的な技術ながら、
現代の林業にも重要な示唆を与えています。
・森林管理と保護:材質を守る技術として持続可能な林業に貢献します。
・安全作業のモデル:伐採作業の安全基準向上に貢献できる技術として
再評価されています。
三つ紐伐りは日本古来の優れた伐採技術であり、
林業や森林管理の安全性と持続可能性に役立つ重要な知恵です。
このような伝統的技術の継承と革新を通じて、
林業のさらなる発展が期待されます。
※令和6年度埼玉県林業技術者育成研修40日間のダイジェスト!
ぜひご覧ください。
※職業人講和アーカイブ