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埼玉県林業技術者研修

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林業の魅力シリーズ第158弾:森に宿る音楽 – 樹木と音が織りなす物語

2025年1月23日

 

 

森に宿る音楽 – 樹木と音が織りなす物語

 

 

木は建材や紙の原料としての役割だけでなく、

音楽の世界でも重要な存在です。

 

世界の楽器の多くは木材を使って作られ、

その響きには自然の持つ深い魅力が宿っています。

 

本日は、「森と音楽」にまつわるエピソードを国内外からご紹介します。

 

 

1. 日本の伝統楽器と木材

日本の伝統楽器の多くは、木材を原料に作られています。

 

箏(こと)

箏はヒノキなどの木材で作られ、その柔らかで優美な音色が特徴です。

ヒノキの木目が音の響きを豊かにし、日本らしい情緒を奏でます。

 

三味線

胴体部分には桑や花梨が使用され、力強い音を生み出します。

この木材の選定は音の特性を左右するため、職人の目利きが重要です。

 

尺八

主に竹で作られる尺八も、森の素材を活用した楽器の一つ。

音の響き方は竹の質に大きく依存しています。

 

 

2. 世界の木材楽器と森のつながり

バイオリンとスプルース

バイオリンの表板にはスプルース(トウヒ)が使われます。

この木材は軽くて硬く、音の振動を美しく伝えるため、

名器ストラディバリウスにも使用されています。

 

ギターとローズウッド

ギターの裏板や側板には、ローズウッドやマホガニーが多用されます。

その温かみのある音色は、多くのミュージシャンに愛されています。

 

 

3. 森の中の音楽 – 自然のリズム

楽器だけでなく、森自体が「音楽」の舞台になることもあります。

 

木々が奏でる音

風が吹き抜けるときのざわめき、葉がこすれる音は、

自然が作り出す「森のシンフォニー」です。

 

こうした音に耳を傾けると、

自然と心が通じ合う感覚を得られるでしょう。

 

森林浴と音の癒し

研究によると、森の音にはストレスを軽減し、

リラックス効果を高める力があるとされています。

 

これは、私たちの身体が自然の音を「安心感」として

認識するからです。

 

 

林業の魅力シリーズ第158弾では、

森と音楽の深い関わりを紐解きました。

 

木材を使った楽器や、森そのものが生み出す音の魅力は、

私たちに自然とのつながりを思い出させてくれます。

 

次回、楽器の音色を聴くとき、

ぜひその背後にある「森の物語」にも

思いを馳せてみてください。

 

 

※令和6年度埼玉県林業技術者育成研修40日間のダイジェスト!

 ぜひご覧ください。

 

※職業人講和アーカイブ

 

※杉の特性を存分生かしたタイニーログハウス

 

※オンライン説明会(YouTubeライブ)アーカイブ

 

※現地説明会(YouTubeライブ)アーカイブ

 

※動画で昨年の埼玉県林業技術者育成研修の様子をチェック!


https://youtu.be/IUJ07_DTw3A

 

※動画でレクリエーションゲームをチェック!

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