2025年3月9日
ラフカットの仕方
ログハウスづくりの重要な工程のひとつが「ラフカット」です。
昨日のラフスクライビングに続き、
本日はその次の工程であるラフカットについて解説します。
ラフカットは、ログの高さを決定するためのカットであり、
この工程では密着性を高めることよりも、
いかにスピーディーに正確な高さでカットするかが重要となります。
ラフカットとは?
ラフカットは、ノッチの真ん中を垂直にカットし、その後、
左右のスクライブラインを消すような形で斜めにカットしていく作業です。
ここでのポイントは、カットの正確さよりも高さを揃えることが最優先であるため、
スピードを意識して作業を進めることが求められます。
ラフカットの手順
① ノッチの真ん中を垂直にカット
・チェーンソーを使い、ノッチの中心をまっすぐにカットします。
② スクライブラインの消去
・左右のスクライブラインを消すように、斜めにカットしていきます。
③ カービング(荒削り)
・チェーンソーの刃を利用してノッチの形を整えていきます。
④ ブラッシング(仕上げカット)
・チェーンソーの先端を使い、エッジ部分を綺麗に整えます。
この工程を迅速に終わらせることで、
次のファイナルスクライビングやファイナルカットの準備が整います。
ラフカットのポイント
・スピード重視:ラフカットの目的は高さを合わせることであり、
完璧な仕上がりを求めるものではありません。
とにかくスピーディーに進めましょう。
・スクライブラインの消去:ノッチのカットラインを明確にするために、
ラフカットの段階で余計なラインを消しておきましょう。
・高さの調整:ラフカットの仕上がりがファイナルカットに影響するため、
適切な高さに整えることが重要です。
ラフカットは、ログハウスの構造において必要な高さを決定する重要な工程です。
この段階では密着性を求めるのではなく、スピードと高さの精度が求められます。
次の工程である「ファイナルスクライビング」「ファイナルカット」にスムーズに
移行するためにも、ラフカットの技術をしっかりと習得しましょう。
来週は、ファイナルスクライビングについて詳しく解説しますので、
次回のログハウス講座もお楽しみに!
※令和6年度埼玉県林業技術者育成研修40日間をダイジェストでまとめました。
ぜひご覧ください。