2025年3月8日
ラフスクライビング
ログワークの精度を高めるために欠かせない工程の一つが「ラフスクライビング」です。
本日はこの重要な作業について詳しく解説します。
ラフスクライビングとは?
ラフスクライビングは、ログの密着度を高める作業ではなく、
ログの高さを均一に調整するための工程です。
ファイナルスクライビングやファイナルカットを正確に行うための準備段階となります。
ログの上下の高さを調整し、積み重ねたときに一定の水平を保つことが目的であり、
直接的に隙間をなくす作業ではありません。
そのため、ラフスクライビングを正確に行うことで、
後の加工精度が大きく向上します。
ラフスクライビングの手順
1.スクライバーを使用して高さを測る
ノッチ部分の内側の高さを計測し、タッチマークをつける。
この数値にカバー(ログ同士が重なる幅)と10mmを加算してファイナルマークを設定。
さらにファイナルスクライビングの幅(約75mm)を引いた数値がラフスクライビングの幅となる。
2.スクライビングラインを引く
計測した数値をスクライバーで正確にログに転写。
ブラムボードでレベルをセットしてスクライビング開始。
セットしたレベルに触れないように慎重に作業を進める。
3.ラフカットへ進む
ラフスクライビングが完了したら、次の工程であるラフカットへ。
ファイナルスクライビングやファイナルカットの精度を向上させるために、
ラフカットも重要なステップとなる。
ラフスクライビングは、ログの密着度を高める作業ではなく、
ログの高さを均一に整えるための工程です。
ここでしっかりと高さを調整することで、次のファイナルスクライビングや
ファイナルカットの精度が大幅に向上し、
最終的に美しいログウォールが完成します。
次回は「ラフカット」について詳しく解説します!
次回のログハウス講座もお楽しみに!
※令和6年度埼玉県林業技術者育成研修40日間をダイジェストでまとめました。
ぜひご覧ください。