2024年7月2日
林業技術に情熱を注ぐ私の物語
みなさま、こんにちは。
私は「株式会社フォレストカレッジ」代表の高橋昭夫です。
今日は、私の物語と私たちの学校が提供する林業研修について
お話ししたいと思います。
自身の物語：難病との闘い
私が脊髄性筋萎縮症という重度の身体障害と向き合うことになったのは、
30歳を過ぎた頃のことでした。
それまで私は普通の生活を送り、スポーツも楽しんでいました。
しかし、ある日突然、スキーの斜面で滑れなくなり、
日常生活でもつま先立ちができないなどの異変が起こり始めました。
診断の結果、私は脊髄性筋萎縮症という難病と闘うことになったのです。
この病気は私の体全体に影響を及ぼし、動きが制限されています。
昨日（7月1日）、病院で握力の検査を受けたところ、
右も左も3㎏という結果に驚きました。以前は右7㎏、左15㎏くらいあったのに。
今年は例年になくはっきりわかるような病気の進行具合が見られ、
ショックでしたが、私は体が動かなくなるまでチェーンソー技術の向上、
林業事故の軽減を使命として、人生を全うする決意です。
縄文柴のカナはみんなのマスコット。
私より上手にキャリアコンサルティングを行う（笑
林業に対する情熱
私が林業に対して抱く情熱は、何よりも強いものです。
林業は自然と共に生き、森を守り育てる素晴らしい仕事です。
その魅力を多くの人々に伝えたいという思いから、
私は電動車いすに乗りながらも技術指導を続けています。
動きが限られている中でも、安全で効率的な林業を教えることができるのは、
長年の経験と技術を持っているからです。
私たちの研修では、林業技術の基本から高度なテクニックまで、
徹底的に学ぶことができます。
特に、安全管理と実践的な技術向上には力を入れており、
全産業の中でも高い事故率を誇る林業において、
事故を減らすための徹底した教育を行っています。
林業事故の削減に挑む
林業は全産業の中でも非常に高い事故率を誇りますが、
私たちの研修ではこの事故率を全産業の5倍以内に抑えることを目標としています。
これは単なる目標ではなく、私たちの使命です。
徹底した安全教育と技術指導を行い、
安全で効率的な林業を実現するために、全力を尽くしています。
他の支援講習とは異なるアプローチ
当研修では、林業の技術だけでなく、就職後の環境にも適応できるよう、
職場のコミュニケーションを中心とした職業基礎能力講習や、
一人ひとりに合った職種を選択できるようキャリアコンサルティングも行っています。
これにより、技術だけでなく、就職後の適応力も養成し、
安全で効率的な林業を実現するための総合的な教育を提供しています。
最後に私の物語を通じて、皆さんに伝えたいことは、
どんな困難も乗り越えることができるということです。
私たちは皆、異なる道を歩いていますが、
支え合い、共に歩むことで、どんな障碍も乗り越えられます。
私たちと一緒に、安全で効率的な林業を学び、
未来の森を守るリーダーになりましょう。
※オンライン説明会（YouTubeライブ）アーカイブ
※現地説明会（YouTubeライブ）アーカイブ
動画で昨年の埼玉県林業技術者育成研修の様子をチェック！
動画でレクリエーションゲームをチェック！
お知らせ
ついに、私たちのYouTubeチャンネルの登録者数が50人に達しました！
これにより、限定公開になりますが、スマホからのライブ中継が可能になり、
森の中から研修の様子を皆さまにお届けすることができるようになります。
この大きな一歩を踏み出せたのは、皆さまの温かいご支援のおかげです。
心より感謝申し上げます。
今後も、さらなるコンテンツの充実を図り、
より多くの方々に林業の魅力を伝えていきたいと考えています。
ぜひ、引き続きチャンネル登録をよろしくお願いいたします。
